Dancing in the Rain

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国際法判例

国際法の判例等についての記事です。国際司法裁判所(ICJ)の判決・勧告的意見だけでなく、外国・国内裁判所の判決や単なる事例・事件の解説に過ぎないものまでざっくり一括りにしています。

【国際法判例】主権免除事件(ドイツ対イタリア)

主権免除事件 Jurisdictional Immunities of the States ドイツ v. イタリア 国際司法裁判所(ICJ) 判決 2012年2月3日 事実と経過 判決要旨 管轄権 適用規範 主権免除の規則 領域的不法行為に関する例外 強行規範違反の効果 裁判権免除と執行からの免…

【国際法判例】ジェノサイド条約適用事件(ガンビア対ミャンマー)

ジェノサイド条約適用事件(ガンビア対ミャンマー) ガンビア v. ミャンマー 国際司法裁判所(ICJ) 仮保全措置命令 2020年1月23日 事実と経過 決定要旨 一応の管轄権 紛争の存在 当事国の主張と判示 当事者適格 締約国間の対世的義務 その他の要件 …

国際法学習のリンク集

国際法学習に役に立ちそうなオンライン・リソースをまとめています。ほとんど英語です。分野に偏りがあると思うのでほぼ自分用です。適宜気がついたら拡充していきます。全て順不同。 議論や学説 ブログ 専門誌・ジャーナル 公式文書 判例 データベース 条約…

【国際法判例】コンゴ領域における武力活動事件(コンゴ対ウガンダ)

コンゴ領域における武力活動事件 コンゴ民主主義共和国 v. ウガンダ 国際司法裁判所(ICJ) 本案判決 2005年12月19日 事実と経過 当事国の主張 ウガンダの主張 DRCの主張 判決要旨 領域国の同意 非国家主体に対する自衛権 論点 備考 関連記事 事実と…

【メモ】カロライン号事件 The Caroline Incident

判例ではないですがしばしば慣習法上の自衛権の先例として取り上げられることの多いカロライン号(キャロラインと訳しているのを見かけることもありますね)についてまとめてみました。 事実と経過 自衛権行使の具体的要件 先例的価値 関連記事 事実と経過 …

【メモ】米国のイラン軍司令官殺害の合法性(国際法上の自衛権)

トランプ米大統領のソレイマニ・イラン軍司令官殺害について主に国際法の観点からざっくりまとめてみました。 ※2020年2月14日に米国政府から新たに発表された文書について追記しました。 事実及び経緯 国際法上の論点 米国の主張 (1)トランプ米国…

【国際法判例】米国によるイランへの再制裁事件

イラン v. 米国 国際司法裁判所(ICJ) 仮保全措置命令 2018年10月3日 事実と経過 命令要旨 一応の管轄権 権利と措置の関係性 回復不能な損害 備考 関連記事 事実と経過 2018年5月、米国は、イランの核プログラムに対する制約と引き換えに制裁解…

【国際法判例】ジェノサイド条約適用事件(ボスニア・ヘルツェゴビナ対セルビア・モンテネグロ)

ジェノサイド条約適用事件 ボスニア・ヘルツェゴビナ v. セルビア・モンテネグロ 国際司法裁判所(ICJ) 判決 2007年2月26日 事実と経過 判旨 ジェノサイドの存在 集団の行為の国家への帰属 (1)行為の帰属基準 (2)全般的支配と実行的支配 ジェ…

【国際法判例】核実験事件

核実験事件 Nuclear Test Case オーストラリア v. 仏(ニュージーランド v. 仏) 国際司法裁判所(ICJ) 仮保全措置命令 1973年6月22日判決 1974年12月20日 事実と経過 命令要旨 判決要旨 論点 関連記事 事実と経過 仏は、1966年から南太…

国際法の教科書、判例集、演習本

大学時代約2年ほど国際法を勉強していた時のおすすめの基本書等ををまとめておきます。とりあえずザーッと書いたので折を見て全体的に補充します。(2017年8月) 2020年1月、見直しました。流石に3年も経てば版を重ねるものもありますね。今から…

【国際法判例】逮捕状事件

逮捕状事件 Arrest Warrant Case コンゴ民主共和国 v. ベルギー 国際司法裁判所(ICJ) 判決 2002年2月14日 事実と経過 判決要旨 論点整理 慣習国際法上の現職外務大臣の享有する免除 戦争犯罪や人道に対する罪に対する例外 結論 関連記事 事実と経過…

【国際法判例】オイル・プラットフォーム事件

オイル・プラットフォーム事件 Oil Platform Case イラン v. 米国 国際司法裁判所 (ICJ) 判決 2003年11月6日 事実と経過 判決要旨 争点整理 審理の順序 個別的自衛権の要件 個別的検討 (1)Sea Isle City 号へのミサイル攻撃 (2)米国軍艦の触…

【国際法判例】ジェノサイド条約に対する留保事件

諮問機関:国連総会 国際司法裁判所(ICJ) 勧告的意見 1951年5月28日 事実と経緯 意見要旨 関連記事 事実と経緯 1948年12月9日、第3回国連総会は、総会決議260(III)により、「集団殺害罪の防止及び処罰に関する(the convention on the…

【国際法判例】核軍備競争の停止及び核軍縮交渉に関する義務事件

核軍備競争の停止及び核軍縮交渉に関する義務事件 マーシャル諸島 v. パキスタン、インド、英国 国際司法裁判所(ICJ) 管轄権判決 2016年10月5日 事実と経過 判決要旨 提訴時に当事国間に紛争が存在していなかったとする抗弁 紛争の存在の根拠 提訴…

【国際法判例】コルフ海峡事件

コルフ海峡事件 The Corfu Channel Case 英国 v. アルバニア 国際司法裁判所(ICJ) 管轄権判決 1948年3月25日 本案判決 1949年4月9日 事実と経過 判決要旨 管轄権判決 本案判決 (1)アルバニアの国家責任 (2)英国の国家責任 意義及び論点…

【国際法判例】中国人慰安婦損害賠償請求事件(西松建設事件)

中国人慰安婦損害賠償請求事件(西松建設事件) 最高裁第一小法廷 判決 2007年4月27日 事実と経過 判決要旨 論点 (1)サンフランンシスコ平和条約における請求権放棄の意味 (2)日中共同声明における放棄 関連記事 事実と経過 中華人民共和国の国…

【国際法判例】リギタン島・シパダン島に対する主権事件

インドネシア v. マレーシア 国際司法裁判所(ICJ) 判決 2002年12月17日 事実と経過 判決要旨 1891年の英蘭条約4条の解釈 マレーシアの権原承継 実効的支配(effectivites) の問題 (1)考慮すべき要素 (2)具体的検討 関連記事 事実と経過…

【国際法判例】在テヘラン米国大使館人質事件 本案判決

在テヘラン米国大使館人質事件 米国 v. イラン 国際司法裁判所(ICJ) 本案判決 1980年5月24日 経緯(仮保全措置命令以降) 判決要旨 ICJと安保理の同時係属について 管轄権の基礎 国家責任の有無:義務違反行為のイラン政府への帰属 責任阻却事由の…

【国際法判例】在テヘラン米国大使館人質事件 仮保全措置命令

事実と経過 命令要旨 提訴後の経過 関連記事 米国 v. イラン 国際司法裁判所(ICJ) 仮保全措置命令 1979年12月15日 事実と経過 1979年のイラン革命によりホメイニ政権が誕生し、国王(シャー)は国外脱出、米国は病気療養のために国王を受け入…

【国際法判例】ケベック分離独立事件

ケベック分離独立事件 Quebec Secession Case カナダ連邦最高裁判所 1998年8月20日 事実と経過 意見要旨 憲法における一方的分離独立の地位 国際法における一方的分離独立の地位 国内法と国際法の優劣 論点 関連記事 事実と経過 連邦国家カナダの1州…

国際法判例及びメモランダム【目次】

国際法及びメモランダムに分類した記事の目次です。 国際法判例 国際司法裁判所(ICJ) (1)判決 (2)勧告的意見 外国判例・国内判例 メモランダム 国際法 米国法 関連記事 国際法判例 国際法司法裁判所の判決及び勧告的意見と外国・国内裁判所の判決で…

【国際法判例】訴追か引き渡しかの義務事件

訴追か引き渡しかの義務事件 ベルギー v. セネガル 国際司法裁判所(ICJ) 判決 2012年7月20日 事実と経過 判決要旨 管轄権 受理可能性:ベルギーの原告適格 訴追と引渡しの義務の関係 セネガルの義務違反 論点 関連記事 事実と経過 チャド共和国の元…

【国際法判例】ニカラグア事件 本案判決

以下、ニカラグア事件 管轄権・受理可能性判決の続きです。 ニカラグア v. 米国 国際司法裁判所(ICJ) 本案判決 1986年6月27日 適用法規 適用される国際慣習法 米国の義務違反 米国の責任阻却事由:集団的自衛権による正当化 武力攻撃の存在 他の集…

【国際法判例】ニカラグア事件 管轄権・受理可能性判決

ニカラグア事件 Nicaragua Case ニカラグア v. 米国 国際司法裁判所(ICJ) 管轄権・受理可能性判決 1984年11月26日 事実と経過 判決要旨 管轄権 (1)ニカラグアの管轄権の基礎に関する主張 (2)米国の強制管轄権に対する通告:中米問題としての…

【国際法判例】パレスチナの壁事件 勧告的意見

パレスチナの壁事件 Palestinian Wall Opinion 諮問機関:国連総会 国際司法裁判所(ICJ) 勧告的意見 2004年7月9日 事実と経過 意見要旨 管轄権 適用法規 (⒈)イスラエルの主張 (2)裁判所の判示 壁構築の違法性 (1)人民の自決権 (2)国際人…

【国際法判例】ベルヌ条約事件

※厳密には国際法判例ではありませんが、未承認国家と国内裁判というトピックで取り上げられることの多い本件をまとめておきます。 事実と経過 判決概要 第一審判決:東京地裁(平成19年12月14日) 争点 判旨 控訴審判決:知財高裁(平成20年12月2…

【国際法判例】核兵器使用の合法性事件

諮問機関:国連総会 国際司法裁判所(ICJ) 勧告的意見 1996年7月8日 事実と経過 意見概要 WHOに対する判示 総会に対する判示 (1)総会の要請に対する管轄権 (2)関連適用法規の決定 (3)本件を適用するにあたり考慮すべき核兵器の特性 (4)武…

【国際法判例】ロッカビー事件

ロッカビー事件 リビア v. 米国・英国 国際司法裁判所(ICJ) 仮保全措置命令 1992年4月14日 先決的抗弁判決 1998年2月27日 事実と経緯 判決概要 仮保全措置命令 (1)ICJと安保理の同時係属の問題 (2)判旨 先決的抗弁判決 (1)管轄権基…

【国際法判例】ノッテボーム事件

ノッテボーム事件 Nottebohm Case リヒテンシュタイン v. グアテマラ 国際司法裁判所(ICJ) 管轄権判決 1953年11月18日 本案判決 1955年4月6日 事実と経緯 判決要旨 管轄権判決 本案判決(1955年4月6日) リヒテンシュタインの主張 グ…