国際法及びメモランダムに分類した記事の目次です。
国際法判例
国際法司法裁判所の判決及び勧告的意見と外国・国内裁判所の判決で国際法を扱った判例についての目次です。時系列順になっています。判決日(命令日または勧告日)とキーワードについてもそれぞれ付しました。
国際司法裁判所(ICJ)
(1)判決
(1)コルフ海峡事件
- 1949年4月9日
- 応訴管轄、領域使用の管理責任、国家責任、領域主権
(2)ノッテボーム事件
- 1955年4月6日
- 真正な関係(二重国籍)、外交的保護
(3)核実験事件
- 1974年12月20日
- 一方的宣言の拘束性
- 1979年12月15日
- 仮保全措置
- 1980年5月24日
- 外交法、国家責任
- 1984年11月26日
- 選択条項受諾宣言、受理可能性
(7)ニカラグア事件 本案判決
- 1986年6月27日
- 武力不行使原則、強行規範、慣習国際法、集団的自衛権、行為の帰属
(8)ロッカビー事件
- 1998年2月27日
- 安保理との同時係属、ムートネス
(9)逮捕状事件
- 2002年2月24日
- 外務大臣の免除、国際刑事法、国家責任
- 2002年12月17日
- 領域取得権原、実行的支配の原則
(11)オイル・プラットフォーム事件
- 2003年11月6日
- 武力不行使原則、自衛権
(12)コンゴ領域における軍事活動事件
- 2005年12月19日
- 非国家主体に対する自衛権、領域国の同意、行為の帰属
(13)ジェノサイド条約適用事件
- 2007年2月26日
- 行為の帰属、国際刑事法、国家責任
(14)主権免除事件(ドイツ対イタリア)
- 2012年2月3日
- 主権免除、強行規範(jus cogens)
(15)訴追か引き渡しかの義務事件
- 2012年7月20日
- 犯罪人引き渡し、条約締約国間の対世的義務(エルガ・オムネス・パルテス)
(16)核軍縮交渉等に関する義務事件
- 2016年10月5日
- 紛争の存在
(17)イランへの再制裁事件
- 2018年10月3日
- 仮保全措置
- 2020年1月23日
- 仮保全措置、締約国間の対世的義務
(19)ジェノサイド条約上の集団殺害に関する申し立て事件(ウクライナ対ロシア)
- 2022年2月26日提訴
(20)ガザ地区におけるジェノサイド条約適用事件(南アフリカ対イスラエル)
・2024年1月26日
・仮保全措置
(2)勧告的意見
- 1951年5月28日
- 両立性の基準
(2)核兵器使用の合法性事件
- 1996年7月8日
- 武力不行使原則、国際人道法、武力紛争法、慣習国際法
(3)パレスチナの壁事件
- 2004年7月9日
- 人民の自決権、自衛権、国際人道法、武力紛争法
外国判例・国内判例
(1)ケベック分離独立事件
- 1998年8月20日(カナダ最高裁)
- 人民の自決権
(2)中国人慰安婦損害賠償請求事件(最高裁)
- 2007年4月27日
- 戦後賠償、請求権放棄
(3)ベルヌ条約事件(最高裁など)
- 2011年12月8日
- 未承認国家と国内裁判
(4)アイヒマン事件(イスラエル最高裁判所)
- 1962年5月29日
- 主権侵害と救済、普遍的管轄権、違法逮捕の効果
書こうと思って書けていないもの(順不同):北海大陸棚事件、ピノチェト事件、バルセロナ・トラクション事件、ノルウェー漁業事件、尹秀吉事件、捕鯨事件、ロチュース号事件、アイヒマン事件
メモランダム
日頃気になった事案について国際法(含む米国法)の観点からランダムに考察したものです。武力行使(use of force)関連が多め。
国際法
(1)カロライン号事件
(2)キューバ危機
米国法
今後書くかもしれないもの(順不同):コソボ紛争、低烈度(de minimis)紛争、(米国法上の)主権免除法及び外交関係法